
ひとくち予報
『北では雪 南では台風の影響で激しい雷雨』
11日(火)は、オホーツク海の低気圧がカムチャツカ半島付近へ進みます。一方、黄海付近の高気圧が日本海に移動して、西高東低の気圧配置は北日本中心となる見込みです。
このため、北海道から東北日本海側では雪や雨が降るでしょう。東北太平洋側や北陸では雨の降る所がある見込みです。東日本太平洋側や西日本は概ね晴れますが、近畿の日本海側では所によりにわか雨がありそうです。
また、台湾付近から南西諸島を通って日本のはるか東にかけて前線が停滞し、この前線に向かって南シナ海を北上する台風26号周辺の暖かく湿った空気が流入します。この影響で南西諸島では雨の降る所が多く、雷を伴って激しく降る所もある見込みです。雨の降り方にお気をつけください。また、沖縄では、12日(水)にかけてうねりを伴った高波や強風に十分注意をしてください。(10日(月) 17:16)

吉田 信雄
[気象予報士]
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